運動あそびと発育について
こんにちは!
足からの子育て情報をお届け。
5歳むすこ2歳むすめのパパをやっております
足育アドバイザー©︎のアワジユキオです。
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あたたかい春がきました。
子どもたちを公園につれていくと
たくさんのお子さんたちが元気にあそんでいます。
それはとても素敵な光景なのですが、この「あそび」。
実は子どもの成長にとって非常に大切だとご存知でしたか?
という訳で今回は
「運動あそびと発育」についてお届けします。
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こちらのグラフはスキャモンの発育曲線とよばれる
成長発育をグラフ化したものです。

(松尾保:新版小児保健 より引用)
このグラフの青いラインにご注目。
これは神経の発達を表した線ですが
もう一気にぐぐーッと伸びてますよね!
5歳のころにはなんと80%に達しています。
この期間に多様な動きを行うことは
・日常生活で必要な
・身を守るための
・スポーツなど特化した
それぞれの身体操作を獲得する上で
とっても大切だと言われています。
なるほどなるほど
幼児期に色んな動きをするのが大事!
それはわかった。
んじゃ一体どうしたらいいの?
ここで「あそび」が登場します。
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現代の子どもたちは
体を動かすことが少なくなっています。
木登りしてる子なんていませんし 公園で遊んでいるとうるさいなんて言われるしまつ。
自然と室内にいることが増えちゃいます。
でも体を使う頻度が低いことは
発達のチャンスを逃しているともいえる。
ではどうするか?
家の中でたのしく体をうごかしましょう!
大人と子どもが一緒に楽しめる足育あそびを
いくつかご紹介します♪
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「こちょこちょグーパー」

この遊びは、だいたい10ヶ月前後くらいまでの乳児が対象。
指の付け根や甲のあたりをこちょこちょすると
自然と足はグーパーグーパー!
原始反射という反応を利用したこの遊びは
自由に身動きのできない赤ちゃんでも
足の指の運動をすることができます。
足ゆびを使う感覚が育まれた子は
ずり這いもハイハイもたかばいも上手!
ハイハイが上手になってきたらオススメなのが
「障害物競走」です!

障害物をあえてつくり
ハイハイで乗り越えてもらうあそびです。
バランスを取ったりふんばったり
いつもと違うハイハイは
楽しいだけでなくトレーニングとしても最適。
お布団や畳など
もし転んでも平気な場所でチャレンジしてくださいね♪
3歳前後からおすすめなのが
「スーパーボールつかみ」です。

掴むという動作は
指をつかわないとできません。
普段そこまで意識してつかうことのない
足のゆびを目一杯つかってあそびましょう!
色とりどりのボールたちは100円均一に売っています。
だんだんと上手になってきたら
色分けをしたり時間制限を設けたり
競争したりとルールを設けて遊んでみると盛り上がります。
もちろん外遊びもたのしいですよね♪
我が家の子どもたちは「シャボン玉あそび」が大好き!
5歳の息子も2歳の娘も夢中になって走り回ります♪

外遊びをするときは
正しいくつを
正しいサイズで
正しくはく
体をうごかすことは大切ですが
土台である足を痛めてしまっては本末転倒。
たのしく遊べなくなるばかりか
体を動かすことが嫌いになってしまうことも。
子どもと出かけるとき危険がないか注意するよう
ぜひ足や靴にも意識をむけて
元気にすこやかに成長を見守ってあげてくださいね♪
どうぞ、よしなに。
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うちの子、なんだか足トラブルを抱えてるような・・・。
なんて時はぜひ一度ご相談ください。特にスポーツを頑張っている子や、ご両親が足にトラブルを抱えている子の足は痛みやすい傾向にあります。成長過程の子どもの足は、知識を得てきちんと対処すればトラブルを回避できますし、もしトラブルを抱えていても解決に導くことができます。
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足育通信のめんこいイラストを描いてくださっている「そふとめん」さんのHPはコチラです♪