ハイハイは歩くためのトレーニング
こんにちは!
・足育アドバイザー
・シューフィッター
・足からの健康つくりセラピスト
・保育園外部講師
として
子どもたちが健やかに成長していける社会をめざしている
癒家よしなに。のアワジユキオと申します。
子どもの成長って嬉しいですよね!何かできることが増えるとそれだけで自然と笑顔になってしまいます♪
なので「早く立って!歩いて!」と促がそうとする親御さんをたまにお見かけするのですが、赤ちゃんにとってハイハイは大事なトレーニング。ハイハイが足りないと、成長発達にとって悪影響を及ぼすことも。赤ちゃんには楽しくどんどんハイハイしてもらいましょう!
という訳で、今回はハイハイのお話です。
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ハイハイが大切な理由
1、体の運動
赤ちゃんになったつもりでハイハイをしてみると、思いがけず大変な運動なのだとわかります。手足だけでなく首も肩も背中もお腹も総動員の全身運動!つまり、ハイハイによって赤ちゃんの体は鍛えられているんです。
2、脳の運動
ハイハイで進む先には興味関心があり、それを触ったり舐めたり叩いたり、五感を総動員して確かめます。それは自然と脳を刺激する行為、脳トレになっています。
3、体幹が鍛えられる
ハイハイは頭を上げ両の手足を順に出して進むのですが、これによって体幹が鍛えられバランス感覚も養われます。またハイハイ中に失敗して転びそうになったり転んだりすることで、危機察知のための反射神経の下地作りにもなっています。
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あまりハイハイをしないとどうなるの?
最近ではハイハイ期間が短いまま立ったり歩いたりする子どもが増えているため、よく転んだり上手に体を守ることができず顔面を強打し前歯を痛める子どもが増えてきているといわれています。これは危機回避能力や運動能力が低下してきているからだと考えられます。
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たくさんハイハイをしてもらうには
ハイハイに適した環境をつくってあげましょう!部屋の中を片付けて広いスペースを確保したり、家具の角を保護したり。そのうえで、赤ちゃんの興味関心を刺激して一緒に遊んであげるとスキンシップにもなりオススメです。
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そして最後に大切なこと
歩行器やお座り前の赤ちゃんでも使えるベビーチェアなど、とっても便利ですよね!我が家でも大活躍しました。でも多用し過ぎないよう注意することが大切。あまりに頻度が多すぎると赤ちゃんがハイハイする機会を奪うことになるばかりか、まだ準備ができていないのに立ったり歩いたりするようになってしまい、よく転んだり運動が苦手になってしまうかもしれません。
赤ちゃんにとって大切なハイハイ。おもちゃで誘ってみたり、布団で段差をつくって乗り越えてもらったり、興味関心をひきながらどんどんハイハイをさせて元気に健やかに成長してもらっちゃいましょう♪
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足育通信のめんこいイラストを描いてくださっている「そふとめん」さんのHPはコチラです♪
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